つきもり鍼灸整骨院の月森です。
先日、肘の痛みを抱えてご来院された患者さんが、日常での痛みが緩和し、飛躍的に回復されたので一旦様子をみる形でご卒業されました。
肘の痛み
肘の痛みと言えど、現代医学的にはいくつもの理由があります。
例えば、
関節の動きに制限があり痛みにつながる痛み。(変形性関節症)
筋肉や腱組織の引っ張る力が加わった痛み。(外側上か炎)
過度のストレスが加わり続けて炎症が起こった痛み。(関節炎)
これまでの経験から、肘の痛みはその部位だけに施術を行っても改善は難しいと判断しています。
もしくは、かなりの時間(3ヶ月〜半年)を要してしまいます。それほど、肘の痛みは慢性化しやすく、治りにくい箇所になります。
全身を調整するって何をするの?
当院では、東洋医学を基軸にした治療をしています。
それは、血液の巡りや水分の巡り、また酸素(気)の巡りをうながし、本来、人が持っている自然治癒力を活発にしてあげることを軸に置いています。
私たちが治すのではなく、
患者さん自らが治していくもの。
- まずはお体、全体を診察していきます。
- 体からのサインをみていきます。
- それに準じて、うつぶせで背中のツボに鍼や施術を行なっていきます。
- 次に、仰向けになり、お腹や手足や頭に鍼をしていきます。
- 最後に関節の動きを調整、体のくせや、歪みを正していきます。
全身を整えていくことで、肘の痛みのみならず、体がどういった反応をだし、どこにストレスがかかっているのかも分かってきます。
何度か整えていくと、、
肘の痛みが改善しているのが何となくでも、分かってくると思います。
また体も軽くなり、体と向き合う姿勢も変わっていきます。
慢性化しやすい肘の痛みですが、諦めずに治療を進めていきましょう。
月森
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