西洋医学と東洋医学の上手な付き合い方

最近、よく「コンコン」と咳をされる患者さん、スーパーにいってもよく聞こえます。

そう風邪症状です。


私も実際、のどが人よりかなり弱く、のどの痛みや咳が出ます。

当院ではお灸を頻回に使用するため、その煙にのどが刺激を受けてしまうのです。治療に使う灸療法はばつぐんに風邪症状には効果大!なので治療方法の一つとして、据えさせて頂いてます。


さて、

東洋医学的な体質でみると、

私の体質は「肺虚寒証」

西洋医学的に言えば、呼吸器系が弱い体質です。

子どものときは喘息、扁桃腺をよく腫れさせていました。皮膚も弱くアレルギー反応もでて、痒みや薬疹もでる体質です。


今日、

市内にある循環器呼吸器専門のクリニックに行き、診察を受けました。

少しのどの痛みがあり、咳が少しでる症状。(上気道咽頭炎と思われます)

お灸をすると尚さら出てしまうという自慢?の、のどです^_^

特段行かなくても治っていく軽い症状ですが、うちには10か月になる子どももいます。仕事は医療に携わる職種なので風邪は引いてはいけません。これ以上ひどくならないようにクリニックに行った次第です。

以前は、東洋医学で改善しよう。鍼灸を用いてすぐに治そう。と思っていましたが、

そこは〔住み分け〕です。


西洋医学、現代医療の力を使って「早く!」そして「長引かせず。」と体を治そうと。

東洋医学では、気の巡りを良くしようと呼吸を深くしたり、速くしたり。スープにお野菜たくさん入れて飲んだり、生姜を積極的に摂取したりと色々と。内臓の働きを高めて治癒力を発揮させます!


しかし、


東洋医学では、体の持っている自然治癒力を高めて回復していくので、スローな体の変化から少し時間がかかります。

西洋医学、東洋医学ともにどちらも体にとって変化反応を起こし、症状を改善させ、回復していくものです!

どちらが絶対にいい、これをやっておけば病気にならない。なんてことないんです。

そのときの体に応じた方法、西洋医学なのか、東洋医学なのか。


風邪の場合、

・急性で熱も高く、のども強く痛むときは、病院に行ってお薬を飲んだ方が早く、改善するでしょう。


・風邪の引き始めで肩が凝り、少し喉がいがらっぽいときは、鍼灸院で施術した方が早いし、あとあとの回復もイイ。副作用はなしです。


・長い間、風邪をひいて咳がずっと続いているときは病院で咳止めや他の薬と併用して、鍼灸院で施術をすると回復が早いし、咳も落ち着いて生活できます。


ときと場合によって、
カラダに合う、合わないが分かってくると生活しやすくなりますね(^^)


当院で行う鍼灸は、全身を診て全身に鍼灸をし調整ていく伝統医術。(経絡治療)
風邪症状、風邪後の体力回復、食欲回復など様々な症状に効果がありますので、ご相談下さいませ^ ^

つきもり鍼灸整骨院
Tel 0854-83-7564



鍼灸TSUKIMORI (旧:つきもり鍼灸整骨院)

島根県のほぼ中央に位置する大田市。自然の移ろいを感じられて、とても穏やかな時間が流れる土地です。 そこで鍼とお灸・手技によりこころと体を癒す居場所として、鍼灸院をひらきました。 人生において体が辛い時期やこころも弱ってしまうような時期があります。 また少し体を休めたい、体をケアしたいという時もあります。 そんなときに頼ってもらえるような存在として、私たちはあり続けたいと思います。

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