人はたくさんの想いを抱き感情が眠っています。
私が子どもと日々接する中で感じる事ですが、成長していくなかで「感情」がみるみるわかるようになってきたのです。今は1歳0か月。まだまだ感情の表現が難しく嫌だと泣く。という表現です。
でも毎日を過ごし、一週間経過して見ると、先週見れなかった感情表現で接してくるのです。ほんと、子どもの成長って早いですね!
【五臓と感情の関係】
さて
東洋医学では五臓という体の働きがあります。
その五臓にはそれぞれ感情があります。
肝:怒り
心:喜び
脾:思い悩む
肺:さみしい・憂う
腎:怖い
ということは、子どもの成長する過程は
「この五臓の働きが成熟する過程で感情も成熟してくるものだ」と最近感じています。
【元々持っている体質】
元々持っている体質は肝・心・脾・肺・腎と別れています。
その体質によって「感情の偏り」がある考えます。
うちの子は、肺タイプの体質でありさみしがり屋で、お母さんのあとを追っかける子。
肝タイプの体質であれば、怒りを母親にぶつけてしまいキーとなってしまう子。
心タイプの体質であれば、いつも陽気で笑ってしまう陽気な子。
脾タイプの体質であれば、思い悩み、引っ込み思案な子。
腎タイプの体質であれば、怖さからか人見知りですぐ泣く子。
この体質の特徴が人それぞれあり、小学生中学生にあがってくると分かりやすくなってきます。
いつもの子どもの様子をチェックしていれば、気づく感情や健康状態も分かってくると思います。(五臓の状態が、健康状態にも反映してきますね。)
【五臓と感情とその対処法】
①感情が怒りでキーとあたってくるときは、
五臓のなかの〔肝〕が失調し血液の流れに異常が起こっていると予想できます。
そんなときは、気持ちを落ち着かせて撫でてあげたり、優しい言葉をかけてあげたりします。しっかりとスキンタッチをしたあとに、ゆっくり添い寝をしてあげると心身ともに穏やかになり〔肝〕の失調もおさまります。怒りで表現することも少なくなるでしょう。
②感情が怖いでびくびくしているときは、
五臓のなかの〔腎〕が失調し成長を妨げていると予想します。
二つの例を出しましたが、五臓と感情との関わりはこういう風にも考えることができますね!
子どもの育児に没頭するパパママさん達。子どもの感情に目を向けると体の中のことと密接に関わっているので違う目線で見ると、子どもの【今の行動や表現】の意味合いが理解できるかもしれませんね。
つきもり鍼灸整骨院
月森
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