いつもご覧頂きありがとうございます、月森です。
いつもご来院くださっている患者Hさん。(79歳)
「腰が曲がっているのを治して欲しい。」とおっしゃいました。
切実な想いを抱かれ、Hさんよりお年をめされている方よりも動けない。もっと腰を伸ばして歩きたいと伝えてくださりました。
いつもは痛みの軽減と筋柔軟性の緩和を目的とし、また東洋医学的にアプローチをしていました。
ただ、人の体はすぐには改善しません。一つずつ問題を解決してそこのゴールにたどり着きます。
あとは、
出来る事と出来ない事がやはりあります。
長年使い続けてきた腰椎は、変形していますし、膝自体も変形し屈曲制限があります。
この器質的・構造的な要因(骨の変形・じん帯の硬さ・関節の摩耗など)は僕の力では変えることができない要因なわけです。西洋医学的に手術や処置を行っていくことで改善はみられるかもしれません。
なので、
腰の周りの筋肉を鍛えたり柔軟性をつけたり、動きの調整や支持性安定性を高めてあげることが必要になってきます。
当院で出来る事は、
東洋医学によるアプローチとして気血の巡りを促し、腎肝の機能を正常にしていくこと。膝や腰部、股関節の動きを良くすること。
他にやるべきことは、
股関節や腰部の筋肉の強化や、姿勢の調整や支持性の向上です。他にしていくこととしては毎日の体操や筋力トレーニングを組み合わせたもの。
大田市では、高齢者に対して筋力を鍛えるワークを定期的に行っている場もあります。やはりそういうところに行き、正しい方法でトレーニングをしていくことをおススメしています。
当院ですべてを解決はできないですし、他の専門家との協力も必要かと思います。
ただ諦めることなく、自身の体と向き合う事。良くなるということを信じて行動するという事です。
人の体を「木」に例えることができます。
木の葉っぱに問題が起きているとして、葉っぱにばかり気をくばっても肝心の「カラダの内面」に問題があることもあります。そういった全体の調整もしていくことで体は回復していきます。
何かお役にたてることがあれば、出来る事を私たちはさせて頂きます。
つきもり鍼灸整骨院
TEL 0854-83-7564
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