産後の骨盤調整を希望です!

今日は産後の骨盤調整のこと。

本日来院された患者さんから、質問を頂いたので、皆さんもそんな疑問符を持っているんじゃないかと思い投稿です。


大田市では、産後のケアを専門でしている施設はないのが現状です。


病院の先生でも、時間の経過で良くなる。骨盤ベルトをしておくといい。


そういうお話はあるようですが、専門家がいないのでここで記しておきます。


整骨院に行けばいいの?

整体?整形外科に行くといいの?疑問符だらけですよね。


Q:整骨院に行けばいいの?鍼灸院?整体?整形外科?


A:骨盤の痛みで産後、強烈な痛みで歩けないといった症状がある場合は、骨や関節になんらかの問題がある可能性があります。

産婦人科、整形外科で検査してもらうと安心です。(恥骨結合離開、神経的な障害など)


整骨院では基本的には診てもらえます。

よく産後矯正とか、骨盤調整とか旗をあげて告知しているところがありますが、営業文句でうたっているところは気をつけてください。


ちゃんと安心して施術を受けられる環境だったり、担当の先生が信頼できる人にお願いしてください。
ときに、症状が悪化するといったことも耳にしますので。 
保険診療では難しい施術内容ですので、基本的に自費診療になります。


鍼灸院であれば、

鍼とお灸を使ってお産のときに消耗した体力を回復したり、血行を巡らして回復する目的で行います。骨盤調整ができる院もあるので、並行して行っていただくとより良いかと思います。


整体では、事前にお店を調べていくのをお薦めします。ここでも信頼できる先生かどうかです。



Q:骨盤調整をしていくと、どんな効果がでて、結局どうなるの?

A:当院に来院された産後の症状と照らし合わせて説明していきます。

まずどんなお悩みかという事です。

  • 腰痛があり、歩きにくいのか。 
  • 恥骨が痛み病院でも何も打つ手がなく歩けない状況。
  • 寝返りもできないくらい骨盤の周りが痛い。
  • 太ももが太くなって骨盤が開いているのが嫌。
  • 1人目の出産のあと、強い腰痛があったので第二子目の今回も怖い。
  • 産後に体調が戻らず、毎日が辛い。  
  • 産後で自分に手をかける暇がなく体調が戻らない。

そんなお悩みです。

でも、これだけ見ても、では骨盤調整しましょう。ってなりませんよね??


まずは骨盤がどんな状態で、どんなことに困っていて、今後どうしていきたいのか?


それがあって施術の方向性が決まります。


では、

当院の骨盤調整です、<ブロック・SOT療法>という施術を行います。


道具を用いて骨盤の傾きを調整します。バキバキという印象ではなく、正常な骨盤の位置を覚えさせていくような方法です。

  • 骨盤の高さが調整され、足の長さも整います。
  • 骨盤周りの痛みが緩和されます。
  • 腰部や下半身の緊張が和らぎます。
  • 骨盤まわりのスタイルが良くなります。

この方法と、背骨屈曲伸展の動きをよくするエクササイズ、背中‐肩‐股関節の動きをつなげるエクササイズ、骨盤の動きをよくするエクササイズを取り入れていきます。


他には鍼灸と併用していきます。



Q:頻度と期間はどのくらいですか?


A:頻度に関しては症状によりさまざまです。

骨盤のスタイルを治したいとなれば、骨盤調整ブロック療法を2-3回程度続けていくといいと思います。


骨盤周囲の痛みや動きを改善していきたいとなれば、5-6回と継続していきます。


症状がひどい人は、週に一回、4週続けていくと回復は早いです。


また体調が悪く、日常もつらいとなれば、鍼灸と併用して骨盤調整を行い、月に2-3回程度していきます。


期間は、1カ月ー3か月程度。


これは症状によってさまざまです。

以前、恥骨の痛みで歩けない患者さんは完全に痛みが取れるまで4-5カ月は要しました。


スタイルを良くしていきたいとなれば、2回ー3回と早期に改善がみられました。


このような流れです。

お産は喜びとともに、体と生活に大きな変化を与えまます。

その変化に対応できるように、お母さんの体をケアしていくことが大切になります。

限られた時間の中でも、将来のために自分の体をみつめてあげてください。


この記事が参考になれば嬉しく思います。


もし、相談でもと思われれば、お電話を頂ければお答えします。

来週10月9日㈫からの診療になります。 TEL0854-83-7564














鍼灸TSUKIMORI (旧:つきもり鍼灸整骨院)

島根県のほぼ中央に位置する大田市。自然の移ろいを感じられて、とても穏やかな時間が流れる土地です。 そこで鍼とお灸・手技によりこころと体を癒す居場所として、鍼灸院をひらきました。 人生において体が辛い時期やこころも弱ってしまうような時期があります。 また少し体を休めたい、体をケアしたいという時もあります。 そんなときに頼ってもらえるような存在として、私たちはあり続けたいと思います。

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