先日、とある患者さんから
「先生!いつも健康的に見えますね!」とお褒めの言葉を頂きました。
そんな風に見てもらえてとても嬉しいです。
今はある程度、体のことも理解して、日々の生活の中で養生をしています。
東洋医学の知恵をふんだんに使って生活している分、健康を維持できています。
(ときには不調のときもありますが。)
院長の月森が、なぜこのお仕事を選んだのか?
幼い頃のエピソードが大きな転機だったのではないかと、今考えると思います。
【幼い頃のわたし】
元々、私は子どもの頃から病気に悩まされてきています。
生後間もなく、腸ねん転という腸の閉塞が見つかり大手術。今でもお腹にはキズが残っています。
その後、小児ぜんそくに悩まされ、発作もよく起こし救急で病院に行くこともよくありました。
祖母にはビワの葉を煎じて飲ませてもらったり、母には掃除の徹底や衣類や布団を良いものにしてもらっていたのを思い出します。
中学、高校でもよく風邪をこじらせ高熱で寝ていることもしばしば。
おそらく中学高校と私のことを知っている人は、元気なイメージでしたでしょうが、意外に病気がちだったんです。
そんな経験から、人の弱さを敏感に察知する力がつきました。
人が弱気になり、心が落ち込んでいることに共感することも。
痛みを抱えている方の心情にも、寄り添えることが自然と出来る力が備わりました。
お腹の手術をしたことで、
おそらく、色々な体の不調がでると今なら見当がつきます。(東洋医学的に)
手術をするということは、皮膚に傷がつきます。
そうすると、そこに流れている経絡、ツボの流れがさまたげられてしまい、様々な不調につながっていくと考えます。
でも、このお陰で、いろんなことを察知する能力ができた訳です。
人の弱さを敏感に察知する力
人の痛みに共感する力
体の不調を自身で感じ取る力
自分の弱みを知る力
それがこのお仕事に就いたキッカケだったのではないかと、納得した出来事でした。
だから、東洋医学をベースにした鍼灸医療は、私の体に共鳴し、患者さんにもこの医療を提供したいと思うようになったんです!
東洋医学は、信じられないと思う方も多いかと思いますが、昔はお医者さんのように患者の治療をしていました。
そして、当院に来院されている患者さんを見ても、東洋医学を信じ、また私を頼り信じて来て下さいます。
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