初めての寒さで凍えてしまい姿勢も前にかがむ始末です。皆様は体調崩されていませんか?
ぎっくり腰
この一週間で急性の腰痛、ぎっくり腰の患者さんが来られます。
「雪かきをしていて。朝起きたら急に痛みが強くでてしまった。」など突然起こるのがこのぎっくり腰です。
でもなんで寒さのせいでこの腰痛になるのか?不思議ですよね。
西洋医学的に評価するとき主な疾患で言うと、
腰椎椎間関節炎や仙腸関節炎、腰椎症、筋肉やじん帯の損傷がこれに当たります。
でもほんとにそれだけなのか?
当院では東洋医学的な診断も重要視しています。特に脈診です。
脈を診ることで、体が冷えているのか、熱があるのかが予測できます。
ぎっくり腰で来られた患者さんの脈を拝見すると、みなさん脈が弱くて細い。そう「冷え」の状態なんですね。そして足先やふくらはぎ、腰までも冷え冷えなんです。
周りの外気温が下がり、体を冷やして気血の巡りを悪くしてしまいます。そうすると正常な機能から遠ざかり関節や筋肉に痛みが生じてしまいます。
まずは、あたためること。
あれだけの寒さはなかなか防ぎようがありません。
ここで日常の生活ポイントとしてワンレッスン。
下半身を冷やさないように、ホッカイロを使います。
腰のツボ(命門穴) お腹のツボ(関元穴) 首元のツボ(大椎穴)
命門・関元穴は、下半身を温めるツボで腰部自体も温めてくれます。
背中がゾクゾクと寒く感じるときは、大椎穴にカイロを貼るといいでしょう。
※注意点
・直接肌に触れる様に貼らないようにしてください。
・貼るときも、Tシャツ一枚の上からではなく、二枚目の上に貼るようにしましょう。
・汗がでるような貼り方は避けましょう。ほんわか温める程度が適温です。
・大きなホッカイロもありますが、外仕事でなければ小さいカイロで十分です。
ぎっくり腰になってはすでに遅いです。
もしなった場合、強い炎症があるときには冷やすこともありますので、専門の治療院か病院にご相談ください。適切な処置で早期に治っていきますので。
なる前に防ぐことが大事です。まずは冷えを取り除きましょう。
つきもり鍼灸整骨院
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