はりとお灸で何やってるの?

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。つきもりです。
最近、当院に来院される患者さん、9割が鍼灸を受けて下さいます。こちらからの提案ももちろんありますが、気に入って施術を受けていただいてます。

さて、はりとお灸でいったい何してるの?
  • ただ筋肉に刺してるだけ?
  • ツボを刺激してるだけ?
  • ツボってほんとにあるの?
  • 温めたらなにがかわるの?
  • お灸の熱さでなにがかわるの?


いっーぱい分からないことだらけですよね。
はい、それはそうですよね。鍼灸師でさえも分からず鍼をしている方もおられるぐらいです。

でも、はりとお灸ってすごいんですよ!!

少しずつ説明していきますね。


わずか2ミリで何が変わる?

当院で行っているはりは、わすが2ミリ〜3ミリ程度、皮膚内に留めていきます。(刺していきます。)

2㎜で何が変わるのか?


皮膚には様々な感覚器が存在します。


それぞれ違う皮膚からの刺激を脳へとつなげる役目を担っています。

皮膚の表面2㎜のところに、鍼を刺す、とどめておくとその刺激が脳へと繋がり体全部へ伝達していきます。

そこで体は変化反応を起こし、組織が回復したり、神経の興奮がおさまったり、自律神経が整ったりしていく訳です。

なので、

深く刺さなくても効くんです!


筋肉まで刺さなくても十分に効果がでます。もちろん筋肉までアプローチすることもあります。筋肉自体がこり固まっているときや、肉離れや組織の損傷の場合は深く刺すこともあります。

2㎜の世界

先ほどまでは現代医学、科学的にみた鍼と皮膚との関係を記載しています。

でも、東洋医学というものは、「気の医学」とまで言われているくらい、気をみています。


気ってなに?


日常でも数々使われています。

あの人、気を使えるし、いい子ね!

あの人といると気疲れする。

気配がする。気が張る。気が高ぶる。気ぜわしい。などなど

たくさんの気ってあるんですね。


気は、皮膚表面で感じることができます。

皮膚表面を指でかるーく触ってみると、

凹み・湿気がある・熱い・冷たい・汗をかいている・ざらつき・手がとまる

そんなところが、ツボになります。全身に360個以上あるツボ。

ではそこに反応が出ていて、一体なんなの?

そこのツボは一つの流れ「経絡」、ツボの流れの一つ。

経絡は体の内面、臓腑に繋がっています。

ツボが反応があれば、なにかしら臓腑の変調があるということ。

ツボに刺激 チクリとジュワ~

鍼によるチクリ

お灸によるジュワ~(温かみ・熱さ)

これにより気が巡り流れていきます。ツボが正常になると臓腑の機能も正常に働き出します。

臓腑の機能を高めてあげること、ツボの反応を正すことで体は変化していきます。


はりとお灸って、何か効きそうな気がしませんか?


当院では、はりとお灸を受けて下さる方がとても増えています。

体が変化していくのがわかる、また気持ちが良い、からだと感じています。


また何か分からないことが、ご質問ください!

つきもり鍼灸整骨院

月森


鍼灸TSUKIMORI (旧:つきもり鍼灸整骨院)

島根県のほぼ中央に位置する大田市。自然の移ろいを感じられて、とても穏やかな時間が流れる土地です。 そこで鍼とお灸・手技によりこころと体を癒す居場所として、鍼灸院をひらきました。 人生において体が辛い時期やこころも弱ってしまうような時期があります。 また少し体を休めたい、体をケアしたいという時もあります。 そんなときに頼ってもらえるような存在として、私たちはあり続けたいと思います。

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