こんにちは!夏が好きなつきもりです。
意外と夏がお嫌いな患者さんが多いことを知って、びっくりです。
【生殖医療で有名なクリニック】
先日、米子市にあるミオ・ファシリティ・クリニックにて研修会があり参加してきました。
見尾先生から直接の講義で、
「私達鍼灸師、柔整師、セラピストに、正しい不妊治療の知識を持って患者さんに接して欲しい。」という想いの元、実現した研修会でした。
当院でも、子どもを授かりたいという患者さんが、鍼灸を受けに来て頂いています。
各々の患者さんが、
専門の病院にかかられ不妊治療を進めています。
研修会を聞いたあとには、
当院に出来ることがはっきりしました。
【病院の先生と連携して、日々の暮らしを健やかに生活できるようにサポートすること】
そう、治療を進めていくと落ち込んだり、前向きに捉えられないことも出てきます。
その落ち込みや心情を、前向きな状態にする、
また健やかな生活を維持できるようサポートすることが僕たちに出来ることだと、理解できました。
【宣伝文句には気をつけて!】
世間には、鍼灸をすれば妊娠できるよ!という宣伝文句をうたっていますが、それは違います。
もちろん、妊娠という奇跡を後押しすることは出来ますが、妊娠できない理由というものが少なからず医学的に存在します。女性の体に起こり妊娠に影響を及ぼす原因としては次の項目が代表的に挙げられます。
- 卵胞発育・排卵の要因
ダイエット、ストレス、不摂生、不規則な生活など
- 卵子捕獲能の要因
ラッパ管の大きさや形、位置
クラミジア感染、子宮内膜症、手術後の癒着など
- 加齢の要因
残存卵子数の減少、卵子の質的低下、婦人科疾患の増加
- 全身疾患の要因
肥満、糖尿病、循環器血管系、悪性腫瘍など
他に、男性が原因のこともあります。
- 乏精子症
精子の数が極端に少ない。昔と比べては現在の男性の精子は年々減少傾向。
こういう原因を医学的に診察しておくことは、とても重要であり病院との連携は不可欠かと思う判断です。
不妊治療にも様々な治療法があります。
それも理解した上で患者さんも、僕たちも関わっていかないといけないです。
東洋医学的なアプローチは、多々ありますが、上記を踏まえた上で心身を調整することが大切だと考えます。
見尾先生も、
東洋医学を扱う私達に期待をされ、常に患者ファーストの視点から、さまざまな取り組みをされています。
当院でも、悩んで来られる患者さんの心に寄り添い、僕たちが出来ることを考え提供していく次第です。その方々への正しい情報提供ができるよう連携しながら行っていきます。
つきもり鍼灸整骨院
月森
0コメント