最近、スポーツを見る事が多い季節。
陸上やラグビーやバレー、テニスに野球とありとあらゆるスポーツがテレビで観戦できます。
日本の誇りを胸に戦う姿は感動し、私たちに勇気と元気を与えてくれますね!
さて、当院では中学生、高校生のアスリートがよく通われています。
陸上選手、野球選手、サッカー選手、剣道、バレー選手など多種多様なアスリートが来ます。多くの疾患は、練習中に起こったケガや慢性化してしまったケガです。病院に行っても何カ月たっても治らない、再発してしまい競技に復帰できないといった症状ばかりです。
①筋肉の損傷:肉離れ・腱板損傷・筋断裂
②じん帯損傷:足首・膝・肘・手指
③慢性化した症状:腰痛・首痛・膝痛・首痛
いろんな症状を持って来院されます。
うちでは急性のケガ以外では、カラダ全体の診察を行い、全身調整を行い回復していきます。
急性のケガであれば、ある一定の安静や固定をする期間が必要であり、局所的な治療が必要になります。ですが、月日がある程度あり、何度も繰り返す症状の場合は、全身を調整していきます。
その際に、<鍼灸治療>を施術します。
手の指が痛くても、全身を調整します。
足の裏が痛くても、全身を調整します。
東洋医学的なアプローチにはなりますが、西洋医学にも通用します。
なぜ、高齢者にも、アスリートにも同じツボなの???
そうなんです。
同じなんです。
カラダの中で起きている現象は違えど、同じツボを応用して体を回復させるのは一緒です。
よく病院や治療院にいくと、先生がその疾患を治していると思いがちですが、治しているのは[患者さん自身の回復力]です。
なので、僕たち鍼灸師は、患者さんの自然治癒力(免疫力)を高めてあげることが何よりのお仕事なのです。
先日、90歳の患者さんを鍼灸治療していて、その隣りのベッドに100メートル10秒代のアスリートを治療していました。そこで気づいたのですが、
「ツボが同じじゃん!」ってなった訳です。
面白いですね!
お二人とも体は回復し、元気で帰っていかれました。
カラダの筋肉の付き方も、体力も、精神力も、すべてが違う人同士でも、回復する力を高めるときは、同じツボを使って全身を調整します。
カラダの生理機能を正常にし、免疫力を高めることが何よりの治療になり、元気になっていきます。
スポーツでケガに悩んでいる学生さんも、日常生活が苦労している高齢の方も、ぜひご相談ください。
つきもり
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