先週は、風邪の患者さんも多く、それに伴って肩こりが辛い患者さんが来院することが多かった一週間。
ある患者さん、
シップや痛み止めを飲んでも改善しない。
マッサージに行っても良くならない。
どうしようもなく、以前から紹介されていた当院へ来院。
何故、改善しないのか?
それはちゃんと原因を見つけてあげれていないから。
初回にちゃんと病状の説明をして、鍼灸治療を行いました。次にご来院時にはかなり軽快し、初回の日には辛かった肩こりやそれに伴う症状も一気に回復したと。
そう、ちゃんとした原因を探って、適切な処置をしたまで。
やみくもに、肩こりだから、凝りをほぐせば治るもの。強い刺激で軽快するというものではない。
当院では、現代医学的にも、東洋医学的にも体全体を診ていきます。
そうすると、現代医学的には所見はなく、東洋医学的に問題がありました。
のぼせと、体の表面で熱が放散できていない”こもった状態”だったんですね。
それを鍼灸を使って、ゆっくり熱の放散を助けてあげ、血行を促進。血の循環を司る肝へアプローチ。首肩に固まっている硬結や血の停滞を取り除いていくと症状は改善しました。
肩こりにもたくさんの原因があります。
その原因に対して、一つずつ丁寧に施術を施していくと、体が勝手に回復していきます。
体をいたわり、向き合うこと。
それが、こういう症状を改善する第一歩になります。
あとは、普段から意識できる生活の工夫や、予防方法、養生をお伝えしていきます。
慢性化した肩こりを、諦めずよくしていけます。何なりとご相談ください!
つきもり
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